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12/07/2002 -
21-1.条件付き合計式ウィザードで配列数式を体験する
 
エクセルにはアドイン機能条件付き合計式ウィザードというものがあります。

これは、複数のデータ(セル範囲)から特定の条件に合致するデータの合計を求める式を自動的に作り出してくれる機能です。作り出される式は配列数式となっていますので、まずはこの機能で配列数式を体験してみましょう。
 

例として、右の表のようなデータがあったとします。

このデータから、大阪支店における男性から受注数量合計を求めてみましょう。

まず、条件付き合計式ウィザードがアドインに組み込まれているかを確認します。

メニューバーから「ツール(T)」 「アドイン(I)」とすると、図2のようなダイアログが表示されます。
ここで「条件付き合計式ウィザード」にチェックがついていなければ、チェックしてOKボタンを押します。

そうすると、図3のように「ツール(T)」 「ウィザード(W)」 メニューに「条件付き合計式(C)」 が追加されます。
図1)

 
(図2)
(図3)

 
まず、ステップ 1/4 で、データ範囲を指定します。今回の例では、上の図1で表全体(A1からD15まで)をマウスで選択します。すると、右の図4のように選択したセル範囲が表示されます。

「次へ」ボタンを押します。
(図4)

 
ステップ 2/4 では、合計するデータの列ラベルを選択します。今回は「受注数量」です。

さらに、合計を求めるデータの条件を指定します。
今回は大阪支店における男性からの受注数量ですので、まず「列(C)」を支店に、「演算子(I)」を = に、「値(T)」を大阪にして、「条件の追加(A)」ボタンを押します。
(図5)

 

さらに、男性という条件を加えるため、「列(C)」を顧客性別に、「演算子(I)」を = に、「値(T)」を男にして、再度「条件の追加(A)」ボタンを押します。

これで図6のように、条件が2つ設定された状態となりました。

(図6)

 
ステップ 3/4 では、数式の貼り付け方を選択します。

図7で下のほう(数式と条件値をコピーする)を選択した場合は、「大阪」や「男」といった条件値が式の中に書かれるのではなく、セルの値を参照する形の式が作成されるので、あとで「大阪」を「東京」に変更したりする事が楽になります。
(図7)

 
最後に、ステップ 4/4 で、条件付き合計式を入れるセルの場所を指定します。

今回は、図1の表で受注数量の列の下をマウスでクリックし、「完了」ボタンを押します。

そうすると、図9のように、配列数式が自動的に作成されてセルD16に入ります。

図9はセルD16を選択した状態になっていますが、数式バーに で囲まれた配列数式が表示されているのが分かると思います。
(図8)

 
 
(図9)

 
このように、条件を指定して合計を求めるのであれば、エクセルまかせで配列数式を用いて手軽に答えを得ることが可能です。

ただし、合計以外(たとえば平均や最大値など)を求める場合には、このウィザードは使う事ができません。自分で配列数式を記述していく必要があります。
そこで次から(21-2から)、配列数式を用いた事例を紹介していきます。

なお、この条件付き合計式ウィザード機能にはバグがあることが報告されています。

  [XL2002]条件付き合計式ウィザードが正しく動作しない現象

もし、ウィザードを利用しても求める結果が得られない場合は、上のマイクロソフトの公表情報に該当していないか確認してみてください。書式設定を変えることで回避できるようです。
   

 

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