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05/28/2002 -
20.ワードの背景文字印刷機能を擬似的に実現する
 

Microsoft Wordでは、右図の様に背景に文字を入れることが出来ます(入れられるのは文字だけではありませんが)。右下の例では、”DRAFT”という文字を背景にしています。

背景に設定した文字は通常の入力文字の上にかぶさってしまう事はありませんし、ドキュメントが複数ページになっても全てのページに表示されます。もちろん、印刷もされます。

背景文字の設定方法ですが、まず右図のように「書式(O)」「背景(K)」「透かし(W)」とすると、下の左図のように透かし設定ダイアログが表示されます。

「テキスト(X)」を選んで、フォントやサイズ、色などを指定しましょう。

肝心の背景文字は、「テキスト(T)」に任意に入力することが出来ますが、あらかじめ

・社外秘
・部外秘
・持ち出し厳禁
・極秘
・回覧
・見本
・原本
・オリジナル
・サンプル
・コピー
・コピー厳禁
・禁複製
・複製を禁ず
・転載不可
・至急
・ASAP
・CONFIDENTIAL
・COPY
・DO NOT COPY
・DRAFT
・ORIGINAL
・PERSONAL
・SAMPLE
・TOP SECRET
・URGENT

といったテキストがドロップダウンリストから選択できるようになっています。

 


 

Wordのこの「各ページの背景に文字を印刷できる機能」は結構便利な機能なので、EXCELでもやりたいところなんですが、残念ながら標準機能にはそのような機能はありません。

EXCELでも「ファイル(F)」「ページ設定(U)」「ページ設定」ダイアログを表示させ、「ヘッダー/フッター」タグから印刷時にだけ出力されるヘッダーやフッターの文字を設定させる事は可能ですが、ページ中央に文字を配置する事は出来ません。

また、「書式(O)」「シート(H)」「背景(B)」でシートの背景画像を設定することは出来ますが、これはワークシートへの入力作業中は表示されるものの、印刷すると出力されません。

ということで、どうしてもキレイに背景文字を入れたい場合は、
 ・ まず最初に背景だけを印刷した用紙を必要枚数作っておき、
 ・ それをプリンターにセットして
 ・ 再度印刷したいEXCELファイルを印刷する、

という方法をとるしかありません。でも、これは現実的ではありません。
 

そこで、背景文字印刷を”擬似的に”実現する方法を紹介します。

「挿入(I)」「図(P)」「ワードアート(W)」「ワードアートギャラリー」を開いて、挿入するワードアートのタイプを選択します。(ここでは、一番左上のシンプルなタイプで説明します)
 
 

 

 
 
「ワードアートテキストの編集」で、表示させたい文字列を入力し、「フォント(F)」「サイズ(S)」などを設定します。

          
 
これで、シート上にワードアート文字が表示されました。普通のオートシェイプ(図形)のように、「自由に回転」で傾けたり、大きさを調節したり編集が可能です。

ただ、このままだとこのワードアートの下にある文字や罫線などが隠れてしまいますので、書式を変更します。

 
「ワードアートの書式設定」で、「塗りつぶし」「色(C)」「塗りつぶしなし」に、「線」「色(O)」「40%灰色」などの薄めの色にします。

これで、ワードアートが輪郭以外は透明になって下のシートの文字や罫線が見えるようになり、輪郭も薄めの色になるので、文字と重なっていても(少し見づらいですが)読む事が可能です。

 
次に、「表示(V)」「改ページプレビュー(P)」にします。これで印刷イメージを確認しながら編集が可能になるので、ワードアートの大きさや位置を調節します。
印刷が複数ページになる場合は、ワードアートをコピーして各ページに配置します。(下の例は改ページプレビューではなく、ワードアートの大きさや位置を調節したあとの「表示(V)」「標準(N)」での表示例です)

このように、入力した文字が読める状態で、”DRAFT”という文字を入れ込むことができました。
 
 
   

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